タスクとキューの削除

このページでは、タスクを push キューから削除する方法と、キューを削除する方法を説明します。場合によっては、何回再試行しても正常に完了できないタスクの削除が必要になることがあります。

タスクをキューから削除する

API

タスクを個別に削除するには、delete_tasks() を使用します。

from google.appengine.api import taskqueue

# Delete an individual task...
q = taskqueue.Queue('queue1')
q.delete_tasks(taskqueue.Task(name='foo'))

コンソール

Google Cloud コンソールからタスクを削除するには:

  1. コンソールで Cloud Tasks のページを開きます。

    [Cloud Tasks] に移動

  2. タスクを削除するキューの名前をクリックします。

  3. 削除するタスクを選択して [選択したタスクを削除] をクリックします。

    [選択したタスクを削除] ボタンは、ページ右上のアクション リストの最後にあります。

  4. [削除] をクリックします。

特定のキューのタスクをすべてパージする

API

purge() を使用して、指定したキューからすべてのタスクを削除します。

from google.appengine.api import taskqueue

# Purge entire queue...
q = taskqueue.Queue('queue1')
q.purge()

コンソール

Google Cloud コンソールからタスクを削除するには:

  1. コンソールで Cloud Tasks のページを開きます。

    [Cloud Tasks] に移動

  2. タスクを削除するキューの名前をクリックします。

  3. 削除するタスクを選択して [すべてのタスクを削除] をクリックします。

    [すべてのタスクを削除] ボタンをクリックすると、そのキューのタスクがすべてパージされます。

  4. [削除] をクリックします。

パージの時点より前に作成されたすべてのタスクが消去されます。パージ オペレーションは、有効になるまでに最大で 1 分かかります。

キューのパージによって解放された割り当てを実際に使用できるようになるのに、数時間かかることもあります。

キューを一時停止する

キューは、queue.yaml ファイルからキューの定義を削除し、編集した queue.yaml ファイルをアップロードすることにより一時停止できます。キューのレートを 0 に設定しても、キューが一時停止します。

一時停止したキューに残っているタスクや、新規追加されたタスクは処理されません。キューが定義され、レートが 0 以外の値に設定された新しい queue.yaml ファイルをアップロードすると、一時停止したキューを再開できます。一時停止したキューは、引き続き割り当ての一部としてカウントされます。

また、Google Cloud コンソールの [Cloud Tasks] ページでもキューを一時停止できます。

キューの削除

キューは、一時停止した後に削除することをおすすめします。

  1. queue.yaml ファイルからキューの定義を削除します。

  2. 変更した queue.yaml ファイルをアップロードします。

    gcloud app deploy queue.yaml

キューが queue.yaml ファイルから削除されたら、Google Cloud コンソールを使用してキューを削除します。

  1. Google Cloud コンソールでキューを選択します。

    [Cloud Tasks] に移動

  2. [キューの削除] をクリックします。

Google Cloud コンソールから削除したキューを同じ名前で再作成する場合は、削除して 7 日経過してから作成する必要があります。