お支払い情報を設定

Google Cloud プロジェクト番号による関連付け

Anthos のプライベート モードで使用するリソースの課金を行うには、管理クラスタを Google Cloud プロジェクトに関連付ける必要があります。この関連付けは AdminOperator カスタム リソースに対して行われます。プロジェクト番号は次のコマンドで設定できます。

kubectl patch \
adminoperators.managementcenter.anthos.cloud.google.com admin-operator \
--kubeconfig=${ADMIN_KUBECONFIG} \
--type json --patch '[{"op": "add", '\
'"path": "/spec/billingInfo/projectNumber", '\
'"value":'PROJECT_NUMBER'}]'

PROJECT_NUMBER を、プロジェクトの Cloud プロジェクト番号に置き換えます。

無料トライアル期間の構成

プロジェクトに無料トライアル期間があり、使用料金の請求が行われない場合は、無料トライアルの有効期限を設定します。プロジェクト番号と同様に、これは AdminOperator カスタム リソースでも次のコマンドを使用して構成されます。

kubectl patch \
adminoperators.managementcenter.anthos.cloud.google.com admin-operator \
--kubeconfig=${ADMIN_KUBECONFIG} \
--type json --patch '[{"op": "add", '\
'"path": "/spec/billingInfo/freeTrialExpiration", '\
'"value":'DATE_TIME'}]'

DATE_TIME を、無料トライアルの有効期限(RFC 3339 形式)で置き換えます。

お支払い情報をエクスポートする

Management Center は、定期的に課金指標を報告し、クラスタの BillingInfo カスタム リソースにその指標を書き込みます。古いレコードは定期的に削除されます。記録されているお支払い情報をエクスポートするには、次のコマンドを実行して、クラスタ内のすべての BillingInfo リソースを、収集日とともにファイルに保存します。

kubectl get billinginfo --kubeconfig=${ADMIN_KUBECONFIG} -o json > \
billinginfo-`date +"%Y-%m-%dT%H:%M:%S%:z"`.json