このページでは、GKE On-Prem クラスタを管理する方法について説明します。
始める前に
管理ワークステーションに SSH で接続します。
ssh -i ~/.ssh/vsphere_workstation ubuntu@[IP_ADDRESS]
アカウントの認証情報を使用して Google Cloud にログインします。
gcloud auth login
デフォルトのプロジェクトを設定します。デフォルトの Google Cloud を設定すると、すべての gcloud CLI コマンドはプロジェクトに対して実行されます。コマンドごとにプロジェクトを指定する必要はありません。
gcloud config set project [PROJECT_ID]
[PROJECT_ID]
は実際のプロジェクト ID に置き換えます(プロジェクト ID は Google Cloud コンソールで確認できます。また、gcloud config get-value project
を実行して確認することもできます)。
クラスタを表示する
kubectl
kubectl get clusters --kubeconfig [ADMIN_CLUSTER_KUBECONFIG]
コンソール
GKE On-Prem 構成ファイルの gkeconnect
フィールドに入力してクラスタを Google Cloud に登録した場合は、Google Cloud コンソールでクラスタを表示できます。詳しくは、Connect ドキュメントの登録済みクラスタの表示をご覧ください。
クラスタへの接続
クラスタに接続するには、次の 2 つの方法があります。
- クラスタノードに SSH で接続できます。
- クラスタを Google Cloud に登録した場合、Google Cloud Console からクラスタにログインできます。
クラスタ バージョンの確認
ユーザー クラスタ
kubectl get cluster --kubeconfig [USER_CLUSTER_KUBECONFIG] -o yaml | grep bundle.gke.io/version
クラスタのバージョンは、このコマンドが返すバンドル バージョンと同じです。
管理クラスタ
管理クラスタの kube-system
名前空間で Pod を取得します。
kubectl get pods --kubeconfig [ADMIN_CLUSTER_KUBECONFIG] -n kube-system
clusterapi-controllers
の接頭辞が付加された Pod については、Pod の構成を取得します。次に例を示します。
kubectl get pod clusterapi-controllers-677f8b7bbd-zb4r6 --kubeconfig kubeconfig -o yaml -n kube-system | grep image:.*controller-manager
クラスタのバージョンは、このコマンドが返すイメージ バージョンと同じです。