クラスタの管理

このページでは、GKE On-Prem クラスタを管理する方法について説明します。

始める前に

  1. 管理ワークステーションに SSH で接続します。

    ssh -i ~/.ssh/vsphere_workstation ubuntu@[IP_ADDRESS]
    
  2. アカウントの認証情報を使用して Google Cloud にログインします。

    gcloud auth login
  3. デフォルトのプロジェクトを設定します。デフォルトの Google Cloud を設定すると、すべての gcloud CLI コマンドはプロジェクトに対して実行されます。コマンドごとにプロジェクトを指定する必要はありません。

    gcloud config set project [PROJECT_ID]
    

    [PROJECT_ID] は実際のプロジェクト ID に置き換えます(プロジェクト ID は Google Cloud コンソールで確認できます。また、gcloud config get-value project を実行して確認することもできます)。

クラスタを表示する

kubectl

kubectl get clusters --kubeconfig [ADMIN_CLUSTER_KUBECONFIG]

コンソール

GKE On-Prem 構成ファイルの gkeconnect フィールドに入力してクラスタを Google Cloud に登録した場合は、Google Cloud コンソールでクラスタを表示できます。詳しくは、Connect ドキュメントの登録済みクラスタの表示をご覧ください。

クラスタへの接続

クラスタに接続するには、次の 2 つの方法があります。

クラスタ バージョンの確認

ユーザー クラスタ

kubectl get cluster --kubeconfig [USER_CLUSTER_KUBECONFIG] -o yaml | grep bundle.gke.io/version

クラスタのバージョンは、このコマンドが返すバンドル バージョンと同じです。

管理クラスタ

管理クラスタの kube-system 名前空間で Pod を取得します。

kubectl get pods --kubeconfig [ADMIN_CLUSTER_KUBECONFIG] -n kube-system

clusterapi-controllers の接頭辞が付加された Pod については、Pod の構成を取得します。次に例を示します。

kubectl get pod clusterapi-controllers-677f8b7bbd-zb4r6 --kubeconfig kubeconfig -o yaml -n kube-system | grep image:.*controller-manager

クラスタのバージョンは、このコマンドが返すイメージ バージョンと同じです。