このページでは、GKE On-Prem の高可用性(HA)オプションについて説明します。
ユーザー クラスタの HA
GKE On-Prem は HA ユーザー コントロール プレーンをサポートしています。クラスタの作成時に、3 つのユーザー コントロール プレーンを作成できます。これを行うには、ユーザー クラスタの作成に使用する GKE On-Prem 構成ファイルで usercluster.masternode.replicas: 3
を指定します。
HA ユーザー クラスタを作成するために、GKE On-Prem は管理クラスタ内に 3 つのユーザー コントロール プレーン VM(またはマスターノード)を作成します。各コントロール プレーン VM は、同じ Kubernetes コントロール プレーン コンポーネントを実行します。GKE On-Prem はリーダー選択を使用します。
注意点
現在、HA ユーザー クラスタのクラスタ作成を再開できません。
管理クラスタの HA
GKE On-Prem は現在、HA 管理コントロール プレーンをサポートしていません。管理者クラスタで単一障害点を防ぐには、vSphere クラスタで vSphere High Availability を有効にします。
基盤となっているホストの障害が発生した場合に、vSphere High Availability を使用することによって、GKE On-Prem 管理クラスタのダウンを防ぐことができます。
詳細については、vSphere HA クラスタの作成をご覧ください。